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物憂げblog

書き溜めたので閉店

森博嗣S&Mシリーズから始まる物語を読む順番 中篇

森博嗣

前回の記事で言った通り、ここからはウザいノリのコメントを抑えていきたいと思います。

 

monouge.hatenablog.com

森ミスは沼だった Vシリーズ

前篇でS&Mシリーズを読んだ人は、別シリーズに手を出さずにまずVシリーズを読むべきだと思います。……と、その前に読みたい短編集が。

◆短編集『地球儀のスライス』より

  • 『僕に似た人 Someone Like Me』
  • 『石塔の屋根飾り Roof-top Ornament of Stone Ratha』
  • マン島の蒸気鉄道 Isle of Man Classic Steam』
  • 『気さくなお人形、19歳 Friendly Doll, 19』

地球儀のスライス A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE (講談社文庫)

僕に~、石塔、マン島に関してはS&Mシリーズの関連作品となります(少々ネタバレ解説だけど、まぁ大丈夫だろう多分)。
そしてVシリーズに入る前に発表されていた『気さくなお人形、19歳 Friendly Doll, 19』(例のごとく読む順番を間違えV全部を読んだあとに、この作品にたどり着きました。あぁ読んでたかったなぁ!笑)この作品から分かることは、この時点でVの構想が森先生の脳内では出来上がっていたということなのでしょう。Vの序章です。


ネタバレをすると、VとS&Mは世界観は繋がっています(繋がってるから紹介している)。どんな風に繋がっているのかは本を読んだ人だけのお楽しみ!

犀川&萌絵が探偵のS&M、こちらは自称・引き籠りの科学者、瀬在丸紅子が探偵です(VenicoのV)。
ドラマでは紅子さんの年齢が不詳な感じになってましたが、ギリギリ20代だったりするアラサーです。

◆1作目『黒猫の三角 Delta in the Darkness

黒猫の三角 (講談社文庫)

「阿漕荘」を中心に回っていくシリーズ。S&Mが「動物のお医者さん」だとすれば、こっちは「めぞん一刻」だそうです。いずれも作者が公式サイトで書いていました。

では押し付けがましいコメントは置いといてシリーズ順に。

◆2作目『人形式モナリザ Shape of Things Human』

人形式モナリザ Shape of Things Human (講談社文庫)

◆3作目『月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks』

月は幽咽のデバイス (講談社文庫)

◆4作目『夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show』

夢・出逢い・魔性 (講談社文庫)

◆5作目『魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge』

魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)

◆6作目『恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits』

恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫)

◆7作目『六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists』

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

◆8作目『捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest』

捩れ屋敷の利鈍 (講談社文庫)

◆9作目『朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away』

朽ちる散る落ちる (講談社文庫)

◆10作目『赤緑黒白 Red Green Black and White』

赤緑黒白 (講談社文庫)

ブログが凄く華やかになりました。
S&M以上に、順番に読むべきシリーズです(筆者が順番に読んだかは察してください)。
これも言っちゃってもいいネタバレですが、8作目の主人公は西之園萌絵嬢です。
Vシリーズ最終巻『赤緑黒白』、これは「有限と微小のパン」よりは綺麗に完結した感があるのですが、明かされるシリーズトリックに脳内が混乱。「これは沼だ」と確信した瞬間でした。

(このシリーズ時期に百年シリーズが開始しています。系統は全然違う作品になるのですが、是非そちらも読んでください…全部繋がってくるんだから怖い。あとスカイ・クロラが発表されたのもこのあたりですね。こっちはたぶん繋がってない。)

四季シリーズに行く前に、まだ作品があります。

短編集『今夜はパラシュート博物館へ The Last Dive to Parachute Museum』より

  • どちらかが魔女 Which is the Witch?』
  • 双頭の鷲の旗の下に Unter dem Doppeladler』
  • ぶるぶる人形にうってつけの夜 The Perfect Night for Shaking Doll』

今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE (講談社文庫)

5作目『魔剣天翔』のあとに発売された短編集です。国枝桃子ファン必読。
S&MシリーズとVシリーズがここで繋がったりするんですが…Vシリーズだけで考察していきたい方は、Vシリーズの後に読むことをおすすめします。

 

S&Mシリーズ、Vシリーズの解答編 四季シリーズ

やっと四季シリーズ読んでいいですよ。でもこれも春夏秋冬順番に読んでくださいね。4章あると思ってください。

四季 春 The Four Seasons Green Spring』
四季 夏 The Four Seasons Red Summer』
四季 秋 The Four Seasons White Autumn』
四季 冬 The Four Seasons Black Winter』

四季 春 (講談社文庫) 四季 夏 (講談社文庫)
四季 秋 (講談社文庫) 四季 冬 (講談社文庫)

春→なるほど!だから四季はああなったのか
夏→アニメで見たやつ!
秋→『すべてがFになる』『有限と微小のパン』の残った謎を解読
みたいな感想を抱きます。秋こそが、すべての解答といった感じでしょう。S&Mシリーズの完全続編。Vシリーズのネタバレが詰まってます。

あと四季シリーズの前に一冊短編集がでています。

◆短編集『虚空の逆マトリクス Inverse of Void Matrix 』より

  • 『いつ入れ替わった?』

虚空の逆マトリクス(INVERSE OF VOID MATRIX) (講談社文庫)

これが『四季 秋』と繋がっています。四季秋を読む前に読んでもいいし、読んだ後でもいいし、どっちでもいい(記事の主旨どっかいった)。どっちでも楽しみ方があります。これからを考えると、今までの短編集とは違って読んどいたほうが良いですね。S&Mシリーズ好きは必読。

さて先ほど冬の感想を書きませんでしたが、『四季 冬』正直意味が分からない。
秋で回収していったいろんな謎の上に、ドーンと新たな謎を置かれた気がします。

そしてその冬の謎、2016年4月現在…まだ回収されていない…!!

果たして回収してくれるのかどうなのか…。
とりあえず、それが知りたくてまだ読み進めることになるのでした。

 

後篇へー続く(声:キートン山田

 

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